まずはこちらの動画から
視界1マスのフロアで、敵モンスターが隣接していても部屋の外に出るとを撒けるというものです。
これで経験上必ず撒けるのを知っている方も多いのではないかと思います。

では一体どういう理屈でを撒けているのか、そして理屈を知った上でどう応用できるのかというのをこの記事では解説していきます。


モンスターは目標を1つしか決められない

まずはこの図から。敵モンスターが部屋に入ってきたところです。
敵入室

モンスターは入室後、今いるマス以外の部屋の出口のマスを目標にして移動し、そこから通路に出ようとします。
敵出口マス選択

この仕様により、部屋に入ってすぐに元来た通路に引き返すということないということですね。
ちなみにこのときモンスターはどの通路から入ってきたかを覚えていません。あくまでも別の出口に向かうという行動をしているだけです。

部屋の中でポポロを見つけたときは、ポポロに目標を切り替えてまっすぐ向かってきます。
このときの状態をここでは「追跡状態」と呼びます。
追跡状態になると、自分がどの出口へ向かっていたかを忘れてしまいます。
部屋追跡

そしてポポロが部屋から離れ、モンスターの視界外に行くと追跡状態が解除されます。
このとき、モンスターポポロの追跡をあきらめて部屋の出口を再び目標として移動を始めます。

しかしモンスターはどの出口に向かっていたかを覚えていないので、目標とする出口を新しく決めなおすことになります。
入室時と同様に、今いるマス以外の出口のマスからランダムに選択されるので
部屋の出口でポポロを見失うと、必ずポポロがいない通路を目指して移動することになります。
部屋敵撒く

こういう仕組みでを撒けているわけですね。


追跡状態について

敵モンスターポポロを見つけた状態で1マス移動すると追跡状態に入ります。
トルネコ操作時はこの追跡状態に入るとモンスターの視界外まで逃げてもしばらく追ってきますが
ポポロの場合、視界外まで逃げるとその瞬間に追跡状態が解除されて追ってこなくなります。

なので実際はポポロ操作時の追跡状態はほとんどあってないようなものになっています。
今回の話は追跡状態の特徴というよりは、追跡状態かそうでないかが大事になってきます。

先ほどと似たようなこの状況を見てみましょう
敵モンスターが出口にいるにもかかわらず、視界外まで逃げてもポポロを追いかけてきます。
先ほどの状況と何が違うのでしょうか。最初から順を追って詳しく見ていきましょう。

まずはポポロが接触する前、敵モンスターポポロがいる通路の出口を目指して進んでいます。
このときまだポポロのことは見えていません。
部屋敵出口

その後出口にいる敵モンスターに対してポポロが近づいたとき
敵モンスターポポロを視界内にとらえ、かつ隣接しているので当然攻撃してきますね。

しかしここで重要なのは、ポポロが視界内にいるがその状態で1歩も移動していないということです。
つまり追跡状態にはなっていないということですね。モンスターの目標は変わらず、今いる出口のマスのままです。
敵出口攻撃

そしてその後ポポロが1歩下がってモンスターの視界外に行ったとしても、モンスターは当初の目標通り、ポポロのいる通路にやってくるというわけですね。
部屋敵撒けず


通路でも追跡状態になる

ここまで部屋での話をしてきましたが続いては通路での話です。
まずはこの動画から
この状況、必ずを撒けるというのは経験上知っている方も多いと思います。
ではなぜ撒けるのでしょうか? その答えは追跡状態の解除が関係しています。

まずポポロモンスターが隣接した状態で通路を歩いているとき、モンスターは追跡状態になっていません。
ポポロモンスターの視界外に移動→モンスターが直進 を繰り返しているだけです。
モンスターは分岐のない通路ではとりあえず正面に移動するという性質があるからですね。正面に移動できないなら正面に近い方向に移動します。

続いて丁字路を曲がったとき。敵モンスターポポロを視界内に入れて移動しているので追跡状態になります。
追跡移動

その後ポポロが1歩離れるとの視界外に行くので追跡状態が解除されますが、この直後敵モンスターは必ず正面に移動するという性質があります。

ちなみにこれは見た目の向きではなく、内部的な向きに依存します。
今回の例でいうと、直前に右に移動しているので実際には右を向いています。
向きのズレ

ポポロが視界内にいるとモンスターポポロの方を向いているように見えますが、基本的には移動後に向きを変えるということはできません。演出上実際の向きとのずれが生じるというわけですね。
なのでポポロが離れると敵モンスターが実際に向いている方向である右に移動し、確実に撒くことができます。

ただし倍速状態の敵モンスターだと話が変わってきます。

先ほどの状況と同様に下に曲がると、モンスターが付いてきて、追跡状態になったうえで攻撃してきます。
このとき、ポポロに攻撃したことによって内部的にもポポロの方を向いています。
そしてポポロが1歩離れると、追跡状態が切れますね。
通路で追跡状態が切れたモンスターは直後に必ず正面に移動するので、確実にポポロの方に移動してくるというわけです。
ちなみにこれを利用して、等速モンスターをポポロの方に誘導することも可能です。

この場合、撒くためには左にまっすぐ逃げる必要があります。
直進して逃げているとモンスターポポロに対して追跡状態になることはありません。
そしてモンスターは分岐がある通路ではランダムな方向に移動するので、2/3の確率で撒けるということになります。


敵モンスターの行動まとめ

ここまで解説した仕様をまとめるとこんな感じ。


部屋でのモンスターの動き

入室時は自分がいるマス以外の出口のマスの中からランダムに選んで目標に設定する。そのマスに向かって移動し、そこから通路に出ようとする。

ポポロを視界内にとらえたとき、ポポロに向かって移動し始める。このとき1歩移動すると追跡状態になり、目標がポポロに変わる。

追跡状態でポポロが視界から外れると、追跡状態が解除されて目標が部屋の出口に切り替わる。このとき入室時と同様に、自分がいるマス以外の出口のマスの中からランダムに目標が再設定される。


通路でのモンスターの動き

分岐のない通路では正面に移動する。正面に移動できない場合は正面に近い方向にランダムで移動する。
分岐のある通路ではランダムな方向に移動する。

ポポロを視界内にとらえたとき、ポポロに向かって移動し始める。このとき1歩移動すると追跡状態になり、目標がポポロに変わる。

追跡状態でポポロが視界から外れると、追跡状態が解除されてその直後は正面に移動する。正面に移動できない場合は正面に近い方向にランダムで移動する。



ここまで視界1マスなのを前提に話してきましたが、視界2マスでも同様のことが可能です。ポポロじゃなくて仲間モンスターでも同様ですね。


応用テクニック

ここまでの知識を応用してできるテクニックをいろいろ挙げてみました。


部屋で敵を撒くとき、敵の進行方向を操作する

「追跡状態が切れると今いるマス以外の出口のマスに目標を切り替える」という仕様を利用して、これを繰り返しの進行方向のガチャを行っています。
今回の場合、ポポロは上の通路に進みたいので上以外にが向かったのを確認した後、しばらく待ってから上に行くとそのと先の部屋で鉢合わせることはありません。


部屋からポポロのいる通路に敵を誘導する

上と同様のことを部屋の出口以外のマスで行います。
の視界外で1回素振りして付いてきてるかを確認しています。付いてこないなら部屋の入口に戻って1回素振りすることで出口のマスの隣まで再び誘導しています。


水路マップの部屋で水系モンスターを撒く

通路で追跡状態が解除されるとその直後は正面に移動するという仕様を利用しています。
水系モンスターだからこそ使えるテクニックですね。


丁字路で敵に引き返させる

通路で追跡状態→追跡状態解除を2回繰り返してをUターンさせるテクニックです。
実はこれ、仲間モンスターでも同様のことができます。

仲間モンスターの命令を「かってにしてね」にして先行させてるときに使えるテクニックです。
分岐点で仲間が行ってほしくない方向に行ったとき、角越しに命令を「いっしょにしてね」にして1ターン足踏みすることで呼び戻すことができます。
このとき、その仲間モンスターポポロに対して追跡状態になります。
その後命令を「かってにしてね」に戻すと追跡状態が解除され、勝手に動き回ります。
このとき、通路で追跡状態が解除されると直後に正面に移動するという仕様により、そのまま直進していきます。
この場合、右に行く前はポポロの方を向いているように見えますが実際の向きは右になっています。
向きのズレ2



この先は君自身で研究してみてくれ!


あとがき

タイトルにポポロ編とありますがトルネコ編を書く予定はありません。